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A.スペリアαは、1枚型のIC乗車券向けセパレータです。本製品を挟んで各1枚のICカード乗車券や電子マネーをケースから出さずに読取機に向けた側のICカードだけを読ませて、干渉エラーを防止します。13.56MHz・非接触ICカードを対象とし、駅改札機やコンビニなどお買い物のリーダーに対応した仕様です。
A.スペリアαにはMとSサイズがあります。M=95×65mm、S=87×57mm、 厚さはどちらも0.5mmです。一般的なパスケースにはMサイズをお薦めします。 Mサイズが入らない小さなケースにはSサイズをお求め下さい。 大きさにゆとりのあるケースにスペリアSサイズを用いると、ICカードと位置ずれが起きて複数のICカードが読取機に応答し、エラーの原因になります。 Mサイズをお求めの方でのエラーはほとんどありません。 カードタイプで2サイズあるのは弊社のスペリアαのみです。(2013年3月現在)
A.お使いのパスケースの大きさに合わせてスペリアαM又はSをお選び下さい。 スペリアαを真ん中にして、その両側にIC乗車券を片側に1枚ずつ(合計2枚まで)位置ずれがないように配置して使用します。それ以上に入れてしまうとエラーの原因になります。
A.@非接触リーダーの特性で、読み込む範囲内にプツンと電磁波が途切れるポイントがあるためです。 null point(ヌル点)と言い、適合の中の不適合を意味します。駅の改札機によっては、ICカードを読取機にピッタリ当てた所に存在することがあり、この場合は1cmほど離して斜めにかざすと解決します。 A改札機に体が先に入ったり、ICカードを速い速度で読取機にかざすと応答が追いつかずエラーになることがあります。
A.多くのパスケースで問題なくご使用いただけます。但し、金属の装飾が付いたものや硬貨が入っているパスケースでは電磁波が弱まったり遮断されたりICカードの読み取り速度が遅くなったり全く反応しないこともあります。また、二つ折りのパスケースでは、スペリアαを入れたポケットに2枚のIC乗車券を入れてお使い下さい。スペリアαが入っていないもう一方のポケットにICカードを入れてしまうと隙間に電磁波が回りこみ、枚数超過エラーを起こすおそれがあります。
A.スペリアαは駅改札機の電磁波出力に合わせているため、極めて読取力の弱いセキュリティ機器などではICカードが反応しないことがあります。セキュリティICカードにはセキュリティ機器対応の『スペリアSC』をご使用下さい。
A.製品に使用されているコントロールシート(磁性シート)の歴史は浅く、現時点では明確ではありません。弊社では通常1年間は保証対象としています。車中、火気や湯気の近くなどの高温多湿の場所に放置した場合は性能が劣化し読み取り距離と速度が極端に悪くなります。この場合には保証は致しかねますのでご注意ください。
A.2008年11月以降に発行されている一部のIC乗車券は、改札機との応答距離が伸び応答速度も速くなりました(弊社調べによる)。この新しいIC乗車券は高反応なため、改札機に向けていなくてもスペリアαの反対側から反応して枚数超過エラーを起こすことがあります。高反応のIC乗車券をお持ちの場合は、パワーセーブパーツをスペリアαと高反応のIC乗車券の間に挟んで使用することでスペリアの性能を調整し改札エラーを防止します。低反応のIC乗車券に重ねて使用すると応答力不足でエラーの原因となりますのでご注意下さい。なお、パワーセーブパーツはスペリアαの補助パーツで単体では改札エラーを解消できません。
全国のIC乗車券の強弱はこちらでご確認下さい。IC乗車券・強弱一覧表
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